丘の旅人

『美瑛の丘をめぐる旅』 を中心に、北海道の旅行記や街めぐり&ドライブ日記を綴っています。
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鉄道日記

青春18きっぷの旅 ~SLみなかみ & タレかつ丼~

 先月の北海道旅行25日間で、7000kmを遥かに超える距離を走り、車にかなり負担をかけてしまったので、これ以上猛暑の内地の夏を走ってさらに愛車を酷使する訳にはいかないという親心から、特に行く当てもないのに購入してしまった「青春18きっぷ」。

 9月10日までに使い切らないともったいないので、色々と悩んだあげく、以下の3点を満たす旅先を考えてみました。
 ① 今ブームとなっているSLに乗る
 ② ケンミンショー等で話題となったご当地グルメを食べる
 ③ 青春18きっぷのエコ旅なので、宿泊費は5000円以内にする

 まず①については、関東周辺で乗れるSLは、SLレトロ碓氷(JR信越本線:高崎~横川)、SLみなかみ(JR上越線:高崎~水上)、SLパレオエクスプレス(秩父鉄道:熊谷~三峰口)、SLもおか号(真岡鐵道:下館~茂木)、SL大樹(東武鉄道:下今市~鬼怒川温泉)、きかんしゃトーマス号(大井川鐵道:新金谷~千頭)があることが分かりました。

 しかし青春18きっぷで乗れるのはJRのみなので、私鉄はおのずと対象外。

 JR東日本の「SLレトロ碓氷」と「SLみなかみ」については、別途指定席券を購入すれば青春18きっぷでも乗れることが分かりました。

 次に②のご当地グルメについてですが、私はトンカツが大好きなので、トンカツに関連したご当地グルメを中心に探すことにしました。

 最後に③については、夏休みシーズンなので著名な観光地ですぐに予約が取れそうなものは高額なものばかり。よって、地方都市のビジネスホテルしかないかなということで候補を絞りました。

 そして出た結論は...

 「SLみなかみに乗って、新潟でタレかつ丼を食べる旅」

 SLみなかみの運転カレンダーを確認し、えきねっとで指定席券を購入。

 宿泊先はじゃらんネットで新潟のとあるビジネスホテル(朝食付き5000円)を予約。

 これで準備万端です。

 青春18きっぷを片手に、朝6時過ぎに自宅を出発して、総武線快速、上野東京ラインを乗り継いで高崎駅へ。

 出発まで時間があったので、高崎駅のモスバーガーで朝食して駅内を散策していたら、ぐんまちゃんショップを発見。 
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 蒸気機関車が入線してきたのでホームに降りてみると、黒山の人だかり。

 やっとのことで、デゴイチに対面することができました。
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 そして「SLみなかみ」に乗車。
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 出発進行を示す「ポー~」という哀愁漂う汽笛を聞いた途端、子供の頃に乗ったSLの記憶が鮮明によみがえり、思わず目頭が熱くなってしまいました。

 高崎駅を発つと、沿線では多くの方々が手を振ってくださり、何ともほっこりとした気分に。

 途中の渋川駅では、約20分の停車時間の間、デゴイチのプレートとともに記念撮影できるサービスが行われており、あっという間に長蛇の列ができました。
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 そして、約2時間のSLの旅を終えて水上駅へ。
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 水上駅近くのSL転車台広場では、今走り終えた「SLみなかみ」の整備が行われていました。
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 このあとの高崎への折り返しに備え、車輪に油を注入したり、燃え残った石炭を排出したりなど、やはりSLの整備は非常に手間がかかるのですね。

 整備を終えても煙をはき続ける「SLみなかみ」
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 ということで「SLみなかみ」の旅はここで終わるのですが、乗り終わった感想としては、約45年ぶりにSLに乗れた感動とともに、悲しみや怒りも痛切に感じるという、何とも複雑なものでした。

 悲しみや怒りの対象は、一部の「撮り鉄」の輩たち。

 JR東日本が線路に入らないようにロープを張った内側に入って撮影していたり、他人の田畑に入って撮影していたりなど、軽犯罪法第1条32号「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入つた者」に該当する醜いありさまを、これでもか~っていうほど見せつけられてしまいました。

 私が乗っていたのは、水上の進行方向に向かって左側の窓側のD席。

 少なく見ても、100人以上の軽犯罪法違反者を私は見ました。

 醜い大人たちに触発されてか、中には一眼レフを持った小・中学生が畑に入っている姿も...(>_<)

 前々から「撮り鉄は酷い」という話は聞いておりましたが、鉄分が薄い私は、後述する「カムリの踏切」の例を除くと、その実態を良く知りませんでした。

 しかし、SLに乗って自分が撮られる立場になってみると、とても見るに堪えない一部の撮り鉄たちの醜い実体を良く理解できました。

 SLみなかみは週1程度しか運転されておらず、時刻表を見れば、どこをいつ通るかなんて誰が見ても明確なのに、なぜ警察は一斉取り締まりを行わないのでしょうか?

 JR東日本がロープで立入禁止している場所に撮り鉄たちが入っているのに、なぜ警察は取締りを行わないのでしょうか?

 田畑への侵入者の取締りを行わないのは、田畑を柵やロープで囲っていないからなのでしょうか?
 
 軽犯罪法だから警察は取締りを行わないのでしょうか?

 もし、そのような理由で取締りが行われていないのであれば、国会議員さん、「入ることを禁じた場所又は他人の田畑に正当な理由がなくて入つた者」を軽犯罪法ではなく、住居侵入罪と同様に刑法として取り扱うよう法律を改定すべきではないでしょうか?

 このままで、日本の農業や安全な鉄道運行は守れるのでしょうか?


 美瑛町には、JR富良野線の美瑛駅と美馬牛駅の間に「原野第1線踏切」という踏切があります。

 以前にトヨタ・カムリのCMで使用された場所なので「カムリの踏切」とも呼ばれたりします。

 この踏切から見える美馬牛駅方面には「すり鉢」と呼ばれる北海道内最大の急勾配があり、そこを駆け上がってくる列車の姿を撮影するのが、撮り鉄たちの間で人気になっています。

 北海道最大級の急勾配なので、美馬牛駅を出発した後の下り坂を利用して加速し、そのままの勢いを保って「すり鉢」を駆け上がってこないと、この急坂を登り切れないことがあるそうです。

 以前、(通称)カムリの踏切内に入り込んだ撮り鉄に気づいた運転手が「すり鉢」を駆け上がってくる途中で減速してしまったため登りきることができず、美馬牛駅方面まで戻って再び加速するところからやり直したなんてことがあったそうですが、そうなればダイヤは遅れて乗客は多大な迷惑を被りますし、JR北海道は余分な燃料を使わなければならないので、損害賠償請求されてもおかしくないですよね。

 JR北海道のことですから、「原野第1線踏切」にはきっと監視カメラも装着済みでしょう。

 今後もしそのようなことがあったら、その撮り鉄に損害賠償請求を行い、ぜひ撮り鉄たちに警鐘を鳴らしてほしいものです。

 このような内容を記載していたら、以前にいすみ鉄道 社長ブログでも、一部の撮り鉄たちに対して「阿呆連中」呼ばわりしてたのを思い出してしまいました。
 

 その後、長岡行きの列車まで時間があったので、昼食をとって利根川沿いの散策路へ
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 そして発車時刻が近づいてきたので、水上駅に戻り長岡行きの列車へ。

 長岡に到着後、列車を乗り換えて今宵の宿泊地の新潟へ。

 夕食は、タレかつ丼を目指して、政家 新潟駅南店へ。

 ところが、店員さんのお勧めで、とろろかつ丼を頼んでしまったため、同じ900円だけどかつが1枚削減(^-^;)
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 期間限定なので、とろろトッピングが無料だと早とちりした自分に反省😅

 でも甘いタレかつ丼は、クセになりそうな美味しさでした(๑´ڡ`๑)
 

飛騨高山

 今日は、出張の谷間の休日を利用して、飛騨高山に行ってきました。

 名古屋から高山への公共交通手段によるアクセスは、汽車とバスの両方があり、バスの方がほぼ半額の値段で行けるのですが、汽車を選択。

 というのも、高山線は非電化区間なのでディーゼル特急に乗れるからです。

 ディーゼル特急に乗るのは、札幌~函館間の「スーパー北斗」以来の約10年ぶり。

 こちらが「ワイドビューひだ」
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 名古屋を出発すると、なんと後ろ向きに走り出しました。

 というのも、岐阜駅で東海道線から高山線に切り替わる際、スイッチバックを行うからです。

 ということで、岐阜からは進行方向に向かってディーゼル車独特のエンジン音を響かせながら前進。

 途中、中山七里の絶景を見ながら2時間強、ようやく飛騨高山へ。

 高山駅に着くと、外はみぞれまじりの雪。

 まずは、高山陣屋へ
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 三町伝統的建造物群保存地区
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 古い町並
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 歴史的情緒が漂う町並みです。

 昼食はみかどさんで飛騨牛の陶板焼き
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 脂がさっぱりしていて、とても美味しかったです。

 昼食後は、今回のメインスポット「高山昭和館
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 高山昭和館の中は、まさしく昭和30~40年代の町並みでした。
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 大村崑さんのオロナミンC
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 ライオンの蚊取り線香
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 数々の昭和家電
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 乾電池とカセットテープの自動販売機
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 昭和30~40年代の屋内
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 昭和30~40年代の診察室
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 水銀血圧計
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 オート三輪「ダイハツ・ミゼット」
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 車体に「鈴木オート」の文字が刻まれていたので、もしかしたら映画「三丁目の夕日」に登場したミゼットそのものでは?

 ちなみに、サザンのアルバム「稲村ジェーン」では、ミゼットの免許は4輪でも2輪でもなく、免許がないそうです(笑)


 郵便ポスト
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 懐かしい銘柄が並ぶショーケース
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 レコードのジャケット
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 宇多田ヒカルのお母さんもいますね。

 地球儀
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 昔はどの家庭にもありましたよね。

 山口百恵さん
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 岡田奈々さん
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 新日の闘魂スペシャル
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 猪木とホーガン
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 昔のパチンコ台
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 試しにやってみたら、かなり出ました(笑)
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 あまりに楽しくて、あっという間に帰りの汽車の時間に。

 昭和時代の展示ということで、ご年配の方々が多いと思いきや、20~30代くらいの若い方々もかなり楽しまれていました。

 タイムマシンがなくても、40~50年前の懐かしい日本を満喫できる、お勧めのスポットです。


 高山駅に戻る途中、自動販売機で80円の缶ジュースが。
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 ここも昭和の名残でしょうか?(笑)



富士と桜

 今日は富士と桜のコラボを観に行ってきました。

 早朝、絶景くんの富士山中継で確認すると、富士山は雲に隠れて全く見えず。
 天気予報を信じて、家を出ます。

 あずさ1号で大月まで行き、富士急行に乗り換えて葭池温泉前で下車。

 歩くこと10分強、富士見孝徳公園に着くと、富士山は雲の中(^-^;)
 
 頭上は快晴なのに、富士山のまわりだけ雲が...
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 待つこと20分、ようやく富士山の頭が見え始めました。
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 ここは、関東富士見百景に登録されているビューポイントです。

 次は、新倉山浅間公園に向かって歩きます。

 歩くこと約30分、ようやく展望台近くまで辿り着きましたが、もの凄い人(>_<)

 ようやくビューポイントに辿り着いたところで、富士山が全貌を現してくれました。
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 五重塔の近くの構図の良い場所に辿り着くことは困難でしたので、諦めて下吉田駅へ。

 再び富士急行に乗り、河口湖駅を目指します。

 河口湖駅からは徒歩で、富士と桜のコラボを目指して、ひたすら河口湖畔沿いを歩きます。

 河口湖温泉のバス停そばより
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 そして、産屋ヶ崎
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 ここは、写真家•岡田紅陽があしげもなく訪れ、富士山を世界に紹介した場所として、ここからの「桜と富士山」はとても有名です。

 そして、天上山公園へ
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 ここも大混雑で、ロープーウェイに乗るまで30分ほど待ちましたが、富士と桜の絶景を拝むことができました。


富士山ビューポイントめぐり~2017冬・湘南編~

 夜明け前、「絶景くんの富士山中継」で富士山が綺麗に見えていたので、湘南の富士山絶景ポイントへ。

 まずは逗子駅より、バスで葉山方面へ。

 森戸海岸より望む富士山
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 ここからは徒歩で散策。

 葉山マリーナより望む富士山と江の島
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 渚橋より望む江の島越しの富士山
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 逗子マリーナより望む江の島越しの富士山
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 逗子マリーナからは、バスで鎌倉駅へ行き、江ノ電に乗車。
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 神奈川県出身ですが、湘南へはもっぱら車でしたので、人生初の江ノ電でした。

 稲村ケ崎公園より望む富士山
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 江ノ島弁天橋より望む富士山と江の島
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 その後、富士山周辺に雲が出だしたので、帰路に着くことに。

 冬でも1日中富士山が綺麗に見えているのは、なかなかありませんね。


養老渓谷へ紅葉狩り

 今日は良いお天気でしたので、今年最後の紅葉狩りへ。

 五井駅より、小湊鉄道に乗ります。
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 そして列車に揺られること、約1時間10分。

 養老渓谷駅に到着後、バスで粟又の滝へ。

 粟又の滝展望台より
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 粟又の滝と降り注ぐ太陽光線
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 滝めぐり遊歩道沿いの紅葉
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 まさに紅葉真っ盛りでした。

 このような小さな滝も、所々に見られます。
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 最後は渓谷橋を望む風景
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伊勢神宮参拝

 出張の谷間にあたる勤労感謝の日。

 伊勢神宮の参拝に行ってきました。

 名古屋より近鉄特急に乗り、伊勢市へ。

 まずは「外宮」げくうを参拝します。

 表参道火除橋
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 外宮では左側通行、内宮では右側通行が、伊勢神宮の参道を歩く際のルールです。

 表参道と第二鳥居
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 鳥居の前で一礼し、正宮に向かいます。
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 「正宮」しょうくう
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 「多賀宮」たかのみや
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 「土宮」つちのみや
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 「風宮」かぜのみや
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 神楽殿
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 裏参道
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 せんくう館とまかたま池
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 外宮を後にして、バスで内宮へ。

 参拝のひと休みに赤福本店さんへ。
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 店内で盆を戴きました。
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 次は「内宮」ないくうを参拝します。
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 神苑の紅葉
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 御手洗みたらし
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 五十鈴川いすずがわ沿いの紅葉も見頃に近づいてました。

 そして、正宮に向かいます。
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 「正宮」しょうくう
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 「御稲御倉」みしねのみくら
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 「荒祭宮」あらまつりのみや
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 風日折宮橋より
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 「風日折宮」かざひのみのみや
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 神々しさを感じる風景
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 そして、宇治橋を渡り、参拝完了です。
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 昼食は、牛肉にこだわって豚を捨てたことが屋号の由来となった「豚捨」さんで牛丼戴きました。
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 「おかげ横丁」でお土産を購入
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 そして名古屋に戻りました。
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 名古屋に戻るとスッキリとした青空が広がっていたので、ぶらっとお散歩。

 名古屋市科学館のプラネタリウム
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 この球形のプラネタリウムは、「ブラザーアース」と呼ばれ、世界最大のプラネタリウムだそうです!

 近くの白川公園に噴水があったので、瞬時に太陽と噴水とプラネタリウムの位置関係を判断。

 これはやるしかありません(笑)

 プラネタリウムに虹をかけてみました
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 直後、頭上から噴水が...(^-^;)
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 レンズを拭いて再チャレンジ
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 夕食後のデザートは赤福
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 手軽に戴ける2個入りを、本店だけでなく駅のお土産売り場とかにも置いて欲しいですね。


大室山麓さくらの里

 春の青春18きっぷの最終回は、まだ満開との情報を得たので、伊豆高原にある「大室山麓さくらの里」に行ってきました。

 熱海~伊東間は、青春18きっぷでも「リゾート ドルフィン号」の快適なシートに乗ることができました。
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 この周辺は映画「大人ドロップ」のロケ地だったんですね。私が乗った列車は、運良くロケギャラリ―トレインでした。

 伊東でバスに乗り換え、シャボテン公園で下車し、徒歩10分程度でさくらの里に到着です。

 散り始めている桜もありましたが、まだ満開の桜が多くありました。
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 アップで見るとこんな感じです。
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 富士山をバックに
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 光に包まれて
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 天気に恵まれ、富士山も良く見えそうだったので、大室山に登ることにしました。
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 大室山より望む富士山
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 ここからの眺めは、360度の大パノラマなので、もちろん相模湾も見渡せます。
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 リフトで下る時も、富士の雄姿を眺めながら降りることができます。
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 午後は沼津から御殿場線に入り、山北鉄道公園の桜を目指すことに。

 逆光ですが、これは歩道橋から御殿場方面を見たところですが、線路脇両側に延々と桜並木が続きます。
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 これは逆方向の山北駅方面を撮ったものです。
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 ここでの桜の撮影は、御殿場方面が順光となる午前中か、ライトアップされる夜が良さそうですね。
 

清里フットパスと清泉寮ソフトクリーム

 青春18切符の期限が迫る中、今日はどこに行こうかと色々迷っていましたが、雪化粧をした八ヶ岳を見れるのは今しかないと思い、4年ぶりに清里を目指すことにしました。

 しかし今回は車ではなく汽車の旅。

 果たして清里で車なしで何か楽しめることがあるかと清里観光振興会のホームページを見たところ、清里フットパスなるものがあることを知りました。

 清里フットパスには、16ものコースがありますが、今回は列車の旅なので、清里駅を起点とするルートから選択することにしました。

 中央線で小淵沢まで行き、小海線へ。
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  そして、清里駅に到着。
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 清里には車でしか来たことがなかったので、駅周辺を見るのは初めてでした。

 駅周辺には、オシャレな建物がけっこうありますね。
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 最初のフットパスコースはこちらの草原とソフトクリームの道
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 森の小道の入口は、雪融け水のせいでしょうか、小川を跨いでいく必要がありました。
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 このような感じの森の中を進んでいきます。
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 すると途中には、大雪の影響でしょうか、倒木が散策路を塞いでいる場所もありました。
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 森の小道をしばらく進むと、牧草地が現れ、視界が開け、八ヶ岳が見えてきました。
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 絶景ですね!
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 左側に小さく見える建物が、キープファームショップです。

 さらに牧場脇の散策路を進んでいくと、のどかな牧草地越しに雄大な八ヶ岳が近づいてきます。
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 突き当たりを左に曲がって進んでいくと、キープファームショップに到着しました。
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 ここからは、清里開拓の道(ポール・ラッシュの道)にルートを変更し、清泉寮を目指します。

 ポール・ラッシュの道をひたすら登っていくと、清泉寮に到着しました。
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 こちらがポール・ラッシュ博士の銅像。
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 清泉寮に来たら、やはりジャージーハット
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 お目当てはもちろん、清泉寮ソフトクリーム
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 以前、ゴールデンウィークに来た時は、大行列でソフトクリームにありつけるまで20~30分かかりましたが、今日は時折、雪がチラチラと舞い散る寒さでしたので、並ぶことなくありつけました。

 ジャージーハットのテラスに出ると、こんな風景を眺めながら、濃厚で美味しいソフトクリームを味わえますよ!
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三保の松原&富士山本宮浅間大社

 今日は晴れて暖かくなりそうな天気予報でしたので、青春18切符を片手に、富士山を見に旅立ちました。

 最初の行き先は 三保の松原。

 清水駅で降りて、路線バスに揺られること約25分、「三保松原入口」で下車し、羽衣の松に向けて歩きました。

 御穂神社から羽衣の松に繋がるこの木道は「神の道」と呼ばれているようです。
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 約500m続く「神の道」を歩き、駐車場を越えて丘を登ると、「羽衣の松」があります。
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 さあ、三保松原の海辺に出ます。
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 世界文化遺産に登録された、三保の松原から見る富士山。
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 三保松原の海辺では春一番の突風が吹き荒れておりましたので、海辺の砂が舞い上がり、富士山は霞んでしか見えませんでしたが、雪をまとった白い山頂部だけが薄っすら浮き上がって見える富士山も絵になりますね。

 もう一つの目的地は、富士山本宮浅間大社。

 路線バスで清水駅に戻り、富士駅から身延線に乗ります。
身延線

 富士宮駅で下車し 、富士山本宮浅間大社に行く途中、富士宮やきそば学会直営のアンテナショップで「富士宮やきそば」を戴きました。
富士宮やきそば

 さすがB-1グランプリで2度も優勝しただけありますね!

 富士山本宮浅間大社から望む富士山。
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  何と早咲きの桜が咲いているではありませんか!
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 もう春はすぐ目の前まで来ていますね!
 

小湊鉄道の旅

 今日は紅葉狩りに、小湊鉄道で養老渓谷に行ってきました。

 養老渓谷駅と小湊鉄道のディーゼルカー
養老渓谷駅
 
 養老渓谷駅 からは徒歩で、白鳥橋~観音橋~中瀬キャンプ場~弘文洞跡~奥養老バンガロー村を回るルートをハイキングすることに。

 観音橋
観音橋

 中瀬キャンプ場からは養老渓谷沿いのハイキングルートを歩きます。

紅葉1
紅葉2
紅葉3

 公園やお寺、神社などの人工的に植えられた木の紅葉ではなく、大自然の中の紅葉は、様々な樹木が色とりどりの演出をしてくれるので、とても魅せられますね。

 帰りの汽車では、先頭車両の一番前の席に座ることができました。
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 せっかくの機会なので、iPhone動画を撮り、YouTubeに2本アップしました。
    

 
 

関東小回り130円の旅

 今日は久しぶりに「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」を利用して、130円で安くておいしい寿司を食べに行く旅に行って来ました。

 ルートは以下の通りで、総武線⇒中央線⇒横浜線⇒相模線⇒東海道線⇒京葉線⇒内房(外房)線⇒総武線という1都2県を通る小回りルート。
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 今日の目的地であるお寿司屋さんは、大船駅のエキナカにある『つきじ千鮨』。

 まずは、うしお(10貫おまかせ:690円)と中生(480円)を注文。
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 少し物足りなかったので、大好物のいくらとあなご(計200円)を追加注文して、締めて1370円。

 交通費と合わせて計1500円のエコ旅でした。

 今の時期、家の中でエアコン付けて暑さを凌ぐより、大都市近郊区間の特例を利用して130円で電車内で涼みながら車窓を楽しむ方が、電気代も節約できてとてもお得と思います。

 最後に、以前のブログでも申し上げましたが、大都市近郊区間の特例を利用した旅では、以下を必ず実践して下さい。
  • 駅を出る時は自動改札口ではなく、有人改札口で堂々と130円切符を駅員に手渡しすること(130円切符では一定期間時間が経過すると自動改札からは出られないようです)
  • 堂々と駅員に130円切符を手渡せるよう、添付のような経路を示した路線図を必ず持参すること(乗車中に車掌から切符拝見を要求された場合の説明用としても必須です)
 

関東一周1都6県大回り130円の旅

 先週の千葉一周一筆書き130円の旅に続き、今週は関東一周1都6県大回りを130円で回ってきました。
本当は、『宇都宮餃子を交通費130円で食べに行く旅』というタイトルにする予定だったのですが...(^-^;)

 ルートは以下の通り、幕張本郷~津田沼の130円区間を、総武線、成田線、常磐線、水戸線、両毛線、八高線、横浜線、相模線、東海道線、横須賀・総武線と乗り継ぎ、関東一周1都6県を回ってくる旅でした。
関東一周

 今回の旅の最大の目的の一つとして、「宇都宮餃子を食べる」をテーマにお店を探したところ、『宇都宮餃子元祖宇味家 JR小山駅構内店』という店を見つけました。『JR小山駅構内店』という店名を名乗るからには、改札口を出ずに駅の構内にあるお店って誰でも思いますよね?

 ということで、今回は小山駅で昼食を食べることを軸に、時刻表を見ながらスケジュールを立てました。

 私自身、昼食を目当てにお店に行く際は、混雑を避けるため原則11時に行くことを心掛けているため、小山駅に11時前に到着するよう、幕張本郷駅を6時28分の電車で出発することにしました。

 総武線、成田線、常磐線、水戸線と乗り継ぎ、順調に小山駅に到着し、餃子屋さんを探しても見つかりません。食べログやブログ等でもエキナカって書いてあったので、てっきり改札口の中にあると思っていたのですが...。

 コンビニに入り、恐る恐る店員さんに聞いてみると、「改札口を出て、すぐ目の前のビル1Fにありますよ!」って言われた時は、ショックで腰が抜けそうになりました。

 ここで改札を出てしまっては、幕張本郷~小山までの片道運賃に、小山からの帰りの運賃もかかってしまうので、到底そんな大金を払ってまで食べに出るなんてできません(調べたら4000円近くかかります)。

 既に両毛線の発車時刻まで15分を切っていたので、仕方なく両毛線ホームの立ち食いそばでかけ蕎麦をすすり、電車に飛び乗りました。

 そもそも「エキナカ」の定義はと疑問に思い調べたところ、こんな記事を見つけました。

 “駅ナカ”の定義、本当に分かってますか?
 
 つまりJR東日本では、改札口の外にあっても「エキナカ」と呼ぶとは...(>_<)
 なんだか、キツネにつままれたような、絶妙な詐欺にあったような気分になってしまいました(^-^;)

 もう1軒、夕食用にお店を探していたので、美味しいものはそちらを期待することとし、気分を取り直して旅を進めます。

 高崎駅で八高線に乗り換えると、今回初の気動車でした。対面シートで運良く窓側の席に座れましたので、車窓を楽しみながら旅を続けることができました。高崎~高麗川(こまがわ)間が今回のルートの中で一番車窓を楽しめました。高崎駅を出てから少しの間、右手後ろ側には雪をかぶった浅間山が綺麗に見えました。

 その後、高麗川で乗り換えて、八王子で横浜線、橋本で相模線、茅ヶ崎で東海道線に乗り換え大船へ。

 大船でのお目当ての店は『つきじ千鮨』。ここで、おまかせにぎり10貫を頂きました。
つきじ千鮨

 これで何と690円です。
 美味しかったので、追加でイクラとネギトロを頼みましたが、計12貫で890円でした。
 とてもコスパが高いお店です。

 最後に横須賀・総武線に乗り換えて帰路に着くことに。

 乗車距離505km、乗車時間10時間12分、乗り換えなどを含めた合計時間12時間半の旅でした。
 楽しみにしていた宇都宮餃子を食べることはできませんでしたが、音楽を聴き、ゆっくり車窓を眺めながらの旅も良いものですね。
 最後に皆さん、JR東日本の「エキナカ」には騙されないようにしましょう!


P.S. JR東日本さんへ

「エキナカ」を改札口内外問わずに使用するのであれば、少なくとも駅情報には改札口の内か外かが分かる区分を設けた店舗一覧を作成して下さい。
こんな駅情報では良く分かりません。
http://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=401
 

難しい駅名の答え

 昨日のブログに載せた難しい読みの駅名の答えは以下の通りです。
  • 木下(成田線) きおろし
  • 下総松崎(成田線) しもうさまんざき
  • 酒々井(成田線) しすい
  • 八街(総武本線) やちまた
  • 求名(東金線) ぐみょう
  • 東浪見(外房線) とらみ
  • 上総興津(外房線) かずさおきつ
  • 行川アイランド(外房線) なめがわアイランド
 
 参考までに、『JRの難読駅』ってタイトルで、JR全国の難しい読みの駅名をまとめたサイトがありました。

 また、Twitterのフォロワーさんから教えて頂いた情報ですが、難しい駅名の多い北海道では、きゃりーぱみゅぱみゅ「 にんじゃりばんばん」を用いた替え歌まで存在しています(笑)

 

千葉一周一筆書き130円の旅

 今日は、Twitterのフォロワーさんに教えて頂いた「大都市近郊区間内のみをご利用になる場合の特例」を利用した、千葉一周一筆書き130円の旅に行ってきました。

 一般的には「大回り乗車」って呼ばれているみたいですね。

 これは、『旅客営業規則第157条第2項』に記載される以下の内容にてJRが正式に認めているものです。

 大都市近郊区間内相互発着の普通乗車券及び普通回数乗車券(併用となるものを含む。)を所持する旅客は、その区間内においては、その乗車券の券面に表示された経路にかかわらず、同区間内の他の経路を選択して乗車することができる。 

 つまり、上記リンク先の文書に記載の通り、当日中であれば、大都市近郊区間では実際に乗車した経路にかかわらず、最も安くなる経路で計算した運賃になるということです。但し、途中下車や経路の重複、出発地と到着地の重複などは対象外です。

 参考までに、別に特急料金を支払えば、乗車券はそのままで特急にも乗れるそうです(但し、新幹線はダメのようです)。

 日本経済新聞でも「初乗り130円でどこまで行ける? JR首都圏一筆書きの旅」という記事が以前書かれています。

 ということで、今回は以下の青字の経路のとおり、東船橋発・津田沼行きの千葉一周一筆書きの旅に行ってきました。

千葉一周
 
 道中、一番不便に感じたことは、この路線は北部の都市圏を除くと、改札口を出ないて食べ物を買えるお店が見当たらなかったということです。

 以前(15年以上前)、仕事の関係で長期間通ってた安房鴨川には駅弁があるという記憶が鮮明にあったので、昼食は鴨川で駅弁と思って駅に降りたところ、ホームはひっそりとして自動販売機しかありませんでした(>_<)。改札を出たところには売店があるのですが、この企画では改札を出ることは許されませんので、買いに行くことはできません(T_T)。よって昼食はあきらめ、自動販売機の粒入りコーンスープを3杯も飲んで空腹を癒しました(^_^;)。

 ということで、約9時間316.8kmの工程で千葉一周一筆書き130円の旅を敢行することができましたが、最後に改札口を出る際、いつもの通り自動改札口を通ろうとして切符を入れたところ「係員のいる改札にお回りください」って止められたときは少し冷や汗が出ました(^_^;)。有人改札口に行き、駅員に切符を渡すと「申し訳ございませんでした。そのままお通りください」とすんなり通してもらえましたが...。
どうやら自動改札口は切符の購入時間や出発地の改札時間と現在時刻をチェックしているみたいですね(^_^;)

 今回の教訓としては、
  • 添付のような経路を示した路線図を予めきちんと準備してから乗車すること(乗務員や駅員への説明用として)
  • 都市圏以外で食事を予定する場合は、予め駅弁の販売やキオスクの有無を確認しておくこと
  • 到着地では自動改札口ではなく有人改札口を利用すること
 というような点ですかね。

 まあ、130円でゆったりと房総半島の車窓を眺めながら過ごせたのでそれなりに楽しめましたが、いい風景や美味しそうな飲食店が近くに見えても改札口を出れないという別の欲求不満が溜まったのも事実です(^_^;)。

 最後に今回の経路で通った駅の中で、難しい駅名を8つ挙げます。いくつ分かりますでしょうか?
  • 木下(成田線) 「きのした」ではありませんよ
  • 下総松崎(成田線) 「〇〇まつざき」ではありませんよ
  • 酒々井(成田線)
  • 八街(総武本線)
  • 求名(東金線)
  • 東浪見(外房線)
  • 上総興津(外房線)
  • 行川アイランド(外房線)
 

養老渓谷の紅葉

 昨日は今年最後の紅葉狩りに養老渓谷に行ってきました。

 ここに行く時は、小湊鉄道ののどかな車窓を楽しみたいので、車ではなくいつも電車&汽車。五井駅で小湊鉄道の「1日フリー乗車券」を購入。
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 養老渓谷に向けて出発します。
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 養老渓谷駅到着後は、バスで粟又の滝へ。
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 その後は、養老川沿いの「粟又の滝自然遊歩道」を小沢又の滝方面に向けて散策。紅葉のピークは少し過ぎた感じでしたが、まだ見頃といえる状態でした。
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 昼食は遊歩道沿いにあるベンチに座り、五井駅で購入した「バラ丼」。これは「いきなり!黄金伝説 房総半島1周 駅グルメ&ローカル駅弁ベスト30」でも紹介された駅弁で値段はたった300円!。とても美味しくいただくことができました。
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 昼食後も再び遊歩道を散策。
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 小沢又に到着後は歩いて養老渓谷駅を目指すことに。途中、中瀬遊歩道に入り、今年最後の紅葉散策へ。
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 帰りの電車の中、千葉駅停車中に大きめの地震が発生。車内も揺れてましたが、駅のホームを見ると、ホームの上に吊るされている様々な物が大きく揺れているではありませんか。Twitterを見ていると、北海道~関東甲信越までの東日本全域から地震発生のツイが。思わず昨年の大震災の恐怖が蘇ってしまいました。
 数分間停車後に安全確認完了との車内アナウンスがあり発車。無事帰路につくことができました。

プロフィール

丘の旅人

『美瑛の丘をめぐる旅』 を中心に、北海道の旅行記や街めぐり&ドライブ日記を綴っています。


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