OLYMPUS OM-DシリーズやPENシリーズでお馴染みのアートフィルター。

 普段、風景写真を撮影しているときは、ほとんど使用することはないのですが、出張中の休日であった11月3日、飛騨高山にPEN-Fを持っていく機会があり、高山昭和館へ。

 昭和のレトロ感を醸し出すため、アートフィルター「ジェントルセピア」を試してみたところ、イメージ通りのノスタルジア感に仕上がったので、現在30種類あるアートフィルター全てを試してみることに。

 対象とした写真は、高山昭和館で撮影した以下の写真。
PB030213@

 撮影データは以下のとおり。

 モデル:PEN-F
 レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
 焦点距離:12mm(35mm換算24mm)
 シャッター速度:1/30秒
 絞り値:F2.0
 露出補正:0.0EV
 ホワイトバランス:オート
 仕上がり:Natural
 ISO感度:1000

 この画像のRAWデータを用いて、画像編集ソフト「Olympus Workspace」を用いて、30種類あるアートフィルターをすべて試しながら、これはアリと思うものを選んでみました。

 ファンタジックフォーカス
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 ふわっとした仕上がりがとても素敵なので、花の写真などて時々利用させてもらっています。
 まさにソフトフィルター要らずですね。

 デイドリーム
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 デイドリームを和訳すると「白昼夢」
 インスタで流行りの「ゆるふわ」エアリーフォトに仕上げるには、この設定が最適かも?

 ライトトーン
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 オリジナルでアンダーの部分を見事に補正してくれている感じの仕上がりで、明るい雰囲気で仕上げたいという場合に重宝しそうです。

 トイフォトⅡ
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 トイフォトは、広角のオールドレンズやトイカメラで撮影した写真に見られる現象を再現したもの。
 古いカメラで撮影したような懐古感が、この光景にマッチしていると思いました。

 ジェントルセピア
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 過ぎし日の思い出を懐かしむような、セピア色の世界観が広がります。

 リーニュクレールⅡ
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 リーニュクレールは、ポスタリゼーション効果により、イラスト風の仕上がりになるのが特徴です。  
 昔よく見たLPのジャケットのようなイメージになりますね。

 ヴィンテージⅡ
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 淡く柔らかいイメージに仕上がるヴィンテージは、まるでオールドレンズで撮影したようなノスタルジア感が出てきますね。

 OLYMPUS では、30種類のアートフィルターにアートエフェクト(ソフトフォーカス、ピンホール、アートフレーム、ホワイトエッジ、スターライト)を組み合わせて使用できるので、そのバリエーションたるや物凄い数。

 単に撮影して現像するだけでなく、このようなアートフィルターで演出して楽しむのもアリですね。


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