北の道の駅スタンプラリーが4月20日から始まりましたね。今年で21回目になるそうです。
毎年多くの方々が参加されているようで、休日の道の駅のスタンプ前には、数人並んでいるなんてことは良くあります。参加者は老若男女問わずいるようで、内地ナンバーの車も良く見かけますね。中には数年前のスタンプブックを持ちながら、「このスタンプブックを一生かかってでも全部押すんだ!」と意気込んでおられる内地ナンバーのご年配の方にお目にかかったこともあります。
関東地方でも『関東道の駅スタンプブック』という本があり私も持っていますが、こちらではスタンプラリーを楽しんでいる人はほとんど見かけることはありませんし、多くの道の駅でスタンプがどこにあるか、スタンプブックの何ページ目に当道の駅のページがあるかといった情報を提供していませんし...(^-^;)
一方、北海道内の道の駅の多くでは、スタンプがある場所を分かりやすく掲示してたり、何ページ目に当道の駅のページがあるかといった情報を、今年のスタンプブックだけでなく昨年版も掲示している道の駅も多くあります。
また、「空知」や「羊蹄山麓」といった地域限定のスタンプラリーも盛んに行われていますね。
こういった日頃の努力と、北海道という広大な大地を綺麗な風景を見ながら空いている道路を快適にドライブできる点、道の駅ごとに地場の農水産物や特産品などが楽しめる点が、『北の道の駅スタンプラリー』という文化を年々成長させているのだと思います。
そのような『北の道の駅スタンプラリー』に私も魅せられ、私事で恐縮ですが2009年に初めて参加して以来、2009年~2011年まで3年連続で完全制覇を達成しました。
(昨年は時間と予算の都合上、54駅にとどまりました)
そこで今回は、2009年に初めて完全制覇した際の日程表をご紹介するとともに、私なりに考える完全制覇のポイントを述べたいと思います(合わせて、アプリの紹介も少しさせて頂きます)。
以下が2009年の完全制覇日程表です。この年は全107駅ありましたが「オスコイ!かもえない」が休館中であったため、全106駅が対象です。
この年は初体験でしたので、「この日はこことここの道の駅を回ってここに泊まろう」というような日付単位での大雑把な計画を立てて出発し、青森まで自走し、フェリーで函館にわたり、函館を起点として11日間の日程で何とか完全制覇を達成しましたが、思い返せばかなり無謀なスケジュールでした。
その間、ほとんど観光することもできず、ただひたすら道の駅をめぐり、総走行距離は道内だけで5000km弱、これを11日間ですから1日平均400km以上を走り続けたことになります。
また日程表を良く見ると、7/7に『よってけ!島枚』によらず翌日に小樽から直行していますが、これは完全に事前の調査不足で、休館日である火曜日に立ち寄ってしまったためスタンプを押すことができず、翌日急遽小樽から逆戻りする羽目になったからです。
結局、完全制覇できたという達成感はあったものの、時間に追われてひたすら道の駅を回るだけで、観光もほとんどできないという、何とも味気ない旅になってしまったので、計画の重要性を改めて認識しました。
行き当たりばったりでは、完全制覇の達成感はあったものの、苦労と虚しさがの方が大きかったです。
そこで完全制覇するためのポイントですが、特に私のように内地からの参戦で、年度内にリトライが困難な方は、以下がとても重要なポイントと考えています。
(道内在住の方で年度内に何度もリトライ可能な人は必ずしもこの限りでない項目もあります)
参考までに、2010年のスケジュール表の一部を紹介します。
ではどうやってこのような綿密な計画を立てれば良いでしょうか?
2010年の計画を立てた時は、道の駅間の所要時間は前年実績を参考にするこを基本にしましたが、2009年の函館起点ではなく、苫小牧を起点にしようと計画していましたので、別ルートとなる箇所も多々ありました。そのため、MapFanやGoogle Mapを利用して、道の駅間のルートと距離を算出し、そのルートから想定される平均速度を設定し、所要時間を算出するという地道な作業を100箇所以上にもおよぶ道の駅間で行うという、大変労力のかかる作業となってしまいました(2011年も同様の方法で計画しました)。
北の道ナビというサイトでも距離と時間の検索ができますが、空知・石狩などの交通量・信号の多いエリアでは実際の経験値より速め、その他のエリアでは実際の経験値より遅めにでることが多く、高速道路・高規格道路・国道・一部の道道しかルートの対象としていないので、個人的にはほとんど利用しておりません。
このスタンプラリーの計画を立てる作業をもっと効率的にできないかと思い、2012年に入って3年分の完全制覇のデータを活用してアプリ開発することにしました。それが以下のiOSアプリです。
このアプリの最大の特長は、下図のように周辺の道の駅へのルート・所要時間を掲載している点です。
これにより、スタンプラリーの計画作成時に地図ソフトで距離を算出してルートの平均速度を想定しながら所要時間を算出するなどという手間のかかる作業が不要になります。
所要時間については、基本的には過去の実績の平均値を用いていますが、詳細は次の通りです。
石狩、空知などの比較的交通量、信号の多いルートについては、過去の実績の平均値をそのまま使用しています。それ以外の交通量、信号の少ない地域については、過去の実績の平均値にそのルートの法定速度をある程度考慮した上で掲載しています。よって、このアプリに掲載されている所要時間通りに計画したとしても、多くのドライバーにとって少しゆとりのあるスケジュールになると言えるかもしれません。
(道の駅間の所要時間については、休憩時間は一切考慮しておりません。)
来週末に、エゾヤマザクラが満開?(だったらいいなぁ~)の美瑛にお邪魔する予定ですが、その時に今年のスタンプブックを購入してこようと思っています。今年はいくつ回れるかな?(^-^;)
↓↓ブログランキングに参加しています。 クリックして頂けると嬉しいです!
毎年多くの方々が参加されているようで、休日の道の駅のスタンプ前には、数人並んでいるなんてことは良くあります。参加者は老若男女問わずいるようで、内地ナンバーの車も良く見かけますね。中には数年前のスタンプブックを持ちながら、「このスタンプブックを一生かかってでも全部押すんだ!」と意気込んでおられる内地ナンバーのご年配の方にお目にかかったこともあります。
関東地方でも『関東道の駅スタンプブック』という本があり私も持っていますが、こちらではスタンプラリーを楽しんでいる人はほとんど見かけることはありませんし、多くの道の駅でスタンプがどこにあるか、スタンプブックの何ページ目に当道の駅のページがあるかといった情報を提供していませんし...(^-^;)
一方、北海道内の道の駅の多くでは、スタンプがある場所を分かりやすく掲示してたり、何ページ目に当道の駅のページがあるかといった情報を、今年のスタンプブックだけでなく昨年版も掲示している道の駅も多くあります。
また、「空知」や「羊蹄山麓」といった地域限定のスタンプラリーも盛んに行われていますね。
こういった日頃の努力と、北海道という広大な大地を綺麗な風景を見ながら空いている道路を快適にドライブできる点、道の駅ごとに地場の農水産物や特産品などが楽しめる点が、『北の道の駅スタンプラリー』という文化を年々成長させているのだと思います。
そのような『北の道の駅スタンプラリー』に私も魅せられ、私事で恐縮ですが2009年に初めて参加して以来、2009年~2011年まで3年連続で完全制覇を達成しました。
(昨年は時間と予算の都合上、54駅にとどまりました)
そこで今回は、2009年に初めて完全制覇した際の日程表をご紹介するとともに、私なりに考える完全制覇のポイントを述べたいと思います(合わせて、アプリの紹介も少しさせて頂きます)。
以下が2009年の完全制覇日程表です。この年は全107駅ありましたが「オスコイ!かもえない」が休館中であったため、全106駅が対象です。
日付 | 曜日 | 道の駅/観光/宿泊地 |
7/7 | 火 | 函館 |
しりうち | ||
横綱の里ふくしま | ||
北前船 松前 | ||
上ノ国もんじゅ | ||
江差 | ||
あっさぶ | ||
ルート229元和台 | ||
てっくいランド大成 | ||
みなとま~れ寿都 | ||
シェルプラザ・港 | ||
いわない | ||
神威岬 | ||
スペース・アップルよいち | ||
小樽 | ||
7/8 | 水 | |
よってけ!島枚 | ||
くろまつない | ||
らんこし・ふるさとの丘 | ||
ニセコビュープラザ | ||
名水の郷きょうごく | ||
真狩フラワーセンター | ||
230ルスツ | ||
望羊中山 | ||
フォーレスト276大滝 | ||
そうべつ情報館i(アイ) | ||
とうや湖 | ||
とようら | ||
あぷた | ||
だて歴史の杜 | ||
みたら室蘭 | ||
苫小牧 | ||
7/9 | 木 | |
サーモンパーク千歳 | ||
花ロードえにわ | ||
マオイの丘公園 | ||
三笠 | ||
ハウスヤルビ奈井江 | ||
つるぬま | ||
うたしないチロルの湯 | ||
スタープラザ芦別 | ||
たきかわ | ||
田園の里うりゅう | ||
サンフラワー北竜 | ||
鐘のなるまち・ちゃぷべつ | ||
ライスランドふかがわ | ||
あさひかわ | ||
ひがしかわ「道草館」 | ||
旭川 | ||
7/10 | 金 | |
とうま | ||
しらたき | ||
まるせっぷ | ||
絵本の里けんぶち | ||
もち米の里☆なよろ | ||
びふか | ||
森と湖の里ほろかない | ||
びえい「丘のくら」 | ||
美瑛 | ||
旭川 | ||
7/11 | 土 | |
おびら鰊番屋 | ||
風Wとままえ | ||
ホット♡はぼろ | ||
☆ロマン街道しょさんべつ | ||
富士見 | ||
おといねっぷ | ||
ピンネシリ | ||
なかがわ | ||
てしお | ||
稚内 | ||
7/12 | 日 | |
さるふつ公園 | ||
マリーンアイランド岡島 | ||
おうむ | ||
おこっぺ | ||
にしおこっぺ花夢 | ||
香りの里たきのうえ | ||
オホーツク紋別 | ||
かみゆうべつ温泉チューリップの湯 | ||
愛ランド湧別 | ||
サロマ湖 | ||
ぐるっとパノラマ美幌峠 | ||
北見 | ||
7/13 | 月 | |
おんねゆ温泉 | ||
オーロラタウン93りくべつ | ||
あいおい | ||
メルヘンの丘めまんべつ | ||
流氷街道網走 | ||
小清水原生花園 | ||
はなやか(葉菜野花)小清水 | ||
摩周温泉 | ||
しゃり | ||
斜里 | ||
7/14 | 火 | |
パパスランドさっつる | ||
うとろ・シリエトク | ||
知床 | ||
知床・らうす | ||
スワン44ねむろ | ||
霧多布 | ||
厚岸グルメパーク | ||
釧路 | ||
7/15 | 水 | |
阿寒丹頂の里 | ||
しらぬか恋問 | ||
ステラ★ほんべつ | ||
あしょろ銀河ホール21 | ||
足寄湖 | ||
しほろ温泉 | ||
ピア21しほろ | ||
うりまく | ||
しかおい | ||
自然体感しむかっぷ | ||
樹海ロード日高 | ||
おとふけ | ||
帯広 | ||
7/16 | 木 | |
南ふらの | ||
なかさつない | ||
さらべつ | ||
忠類 | ||
コスモール大樹 | ||
みついし | ||
サラブレッドロード新冠 | ||
新冠 | ||
7/17 | 金 | |
むかわ四季の館 | ||
YOU・遊・もり | ||
つど~る・プラザ・さわら | ||
なとわ・えさん | ||
函館 |
この年は初体験でしたので、「この日はこことここの道の駅を回ってここに泊まろう」というような日付単位での大雑把な計画を立てて出発し、青森まで自走し、フェリーで函館にわたり、函館を起点として11日間の日程で何とか完全制覇を達成しましたが、思い返せばかなり無謀なスケジュールでした。
その間、ほとんど観光することもできず、ただひたすら道の駅をめぐり、総走行距離は道内だけで5000km弱、これを11日間ですから1日平均400km以上を走り続けたことになります。
また日程表を良く見ると、7/7に『よってけ!島枚』によらず翌日に小樽から直行していますが、これは完全に事前の調査不足で、休館日である火曜日に立ち寄ってしまったためスタンプを押すことができず、翌日急遽小樽から逆戻りする羽目になったからです。
結局、完全制覇できたという達成感はあったものの、時間に追われてひたすら道の駅を回るだけで、観光もほとんどできないという、何とも味気ない旅になってしまったので、計画の重要性を改めて認識しました。
行き当たりばったりでは、完全制覇の達成感はあったものの、苦労と虚しさがの方が大きかったです。
そこで完全制覇するためのポイントですが、特に私のように内地からの参戦で、年度内にリトライが困難な方は、以下がとても重要なポイントと考えています。
(道内在住の方で年度内に何度もリトライ可能な人は必ずしもこの限りでない項目もあります)
- 事前に日単位だけでなく、時間単位・分単位で綿密な計画を立てること
- 休館日・開館時間には注意すること(休館日や開館時間外でもトイレ等でスタンプが押せる道の駅もあるので、詳細を必ずチェックすること)
- 翌日に疲れを残さない宿泊方法を行うこと
- 定期的にコインランドリーのある宿泊場所を選定すること
- 車のチェック/メンテナンスを事前に行っておくこと(タイヤの溝、空気圧、エンジンオイルなど)
- 無理な追い越しはせず、法定速度に応じて常に一定の速度で走り続けること(安全かつ高燃費を実現する秘訣)
- ネズミ捕りには注意すること(特に市街地に入り法定速度が変更された直後、小中学校のそば等)
- エゾシカの突然の飛び出しには注意すること
参考までに、2010年のスケジュール表の一部を紹介します。
ではどうやってこのような綿密な計画を立てれば良いでしょうか?
2010年の計画を立てた時は、道の駅間の所要時間は前年実績を参考にするこを基本にしましたが、2009年の函館起点ではなく、苫小牧を起点にしようと計画していましたので、別ルートとなる箇所も多々ありました。そのため、MapFanやGoogle Mapを利用して、道の駅間のルートと距離を算出し、そのルートから想定される平均速度を設定し、所要時間を算出するという地道な作業を100箇所以上にもおよぶ道の駅間で行うという、大変労力のかかる作業となってしまいました(2011年も同様の方法で計画しました)。
北の道ナビというサイトでも距離と時間の検索ができますが、空知・石狩などの交通量・信号の多いエリアでは実際の経験値より速め、その他のエリアでは実際の経験値より遅めにでることが多く、高速道路・高規格道路・国道・一部の道道しかルートの対象としていないので、個人的にはほとんど利用しておりません。
このスタンプラリーの計画を立てる作業をもっと効率的にできないかと思い、2012年に入って3年分の完全制覇のデータを活用してアプリ開発することにしました。それが以下のiOSアプリです。
このアプリの最大の特長は、下図のように周辺の道の駅へのルート・所要時間を掲載している点です。
これにより、スタンプラリーの計画作成時に地図ソフトで距離を算出してルートの平均速度を想定しながら所要時間を算出するなどという手間のかかる作業が不要になります。
所要時間については、基本的には過去の実績の平均値を用いていますが、詳細は次の通りです。
石狩、空知などの比較的交通量、信号の多いルートについては、過去の実績の平均値をそのまま使用しています。それ以外の交通量、信号の少ない地域については、過去の実績の平均値にそのルートの法定速度をある程度考慮した上で掲載しています。よって、このアプリに掲載されている所要時間通りに計画したとしても、多くのドライバーにとって少しゆとりのあるスケジュールになると言えるかもしれません。
(道の駅間の所要時間については、休憩時間は一切考慮しておりません。)
来週末に、エゾヤマザクラが満開?(だったらいいなぁ~)の美瑛にお邪魔する予定ですが、その時に今年のスタンプブックを購入してこようと思っています。今年はいくつ回れるかな?(^-^;)
↓↓ブログランキングに参加しています。 クリックして頂けると嬉しいです!