今回は『美瑛の晴れの特異日』について、「晴れ日数」による分析を行いたいと思います。
「晴れ日数」は、日照時間が可照時間の40%以上(つまり日照率40%以上)の日数として、ある期間内の「晴れ」の日数をカウントするものです。
日照率が40%以上の高い日は、空に雲が少ない日であると考えられますので、十勝岳連峰や旭岳などの雄大な山々の風景を眺望できる可能性の高い日であるとも言えるでしょうね。
1986年9月18日~昨日までのデータを分析した結果、美瑛における年間晴れ日数は137日で、これを月別にすると、下図のようになります。
日照率による分析と同様に、春と秋に晴れ日数が多い傾向が出ていますね。
今回は晴れの特異日を分析することが目的ですので、この晴れ日数の考え方を用いて、「1日のうち日照率が40%以上あった確率」を各日毎に分析してみました。これを当ブログでは「晴れ日率」と呼ぶことにします。
その結果、『晴れ日率が60%以上ある日』は、年間で14日ありました。これを前回の『日照率が45%以上の日』と合わせて見やすいように日付順に表示すると、下図のようになります。
以上の分析結果によると、日照率45%以上、晴れ日率60%以上の両方に該当する日が7日ありますので、これを当ブログでは『美瑛の晴れの特異日』、どちらか片方が該当する日が17日ありますので、これを『美瑛の晴れの準特異日』と勝手に認定させて頂きたいと思います。
来年は、晴れの特異日・準特異日を中心に丘めぐりを行えば、今年のように雨に悩まされる可能性がかなり低くなるのではないかと、密かに期待しています。
まだ四半世紀を若干超える程度の気象データからの分析ですので、今後もこの傾向が続くかどうかは分かりませんが、これからも気象データの収集・分析を行って、随時アップデートしていきたいと思います。
「晴れ日数」は、日照時間が可照時間の40%以上(つまり日照率40%以上)の日数として、ある期間内の「晴れ」の日数をカウントするものです。
日照率が40%以上の高い日は、空に雲が少ない日であると考えられますので、十勝岳連峰や旭岳などの雄大な山々の風景を眺望できる可能性の高い日であるとも言えるでしょうね。
1986年9月18日~昨日までのデータを分析した結果、美瑛における年間晴れ日数は137日で、これを月別にすると、下図のようになります。
月 | 晴れ日数 |
1月 | 7.8日 |
2月 | 11.3日 |
3月 | 13.7日 |
4月 | 13.5日 |
5月 | 13.9日 |
6月 | 12.8日 |
7月 | 11.5日 |
8月 | 13.1日 |
9月 | 13.7日 |
10月 | 13.3日 |
11月 | 6.7日 |
12月 | 5.7日 |
日照率による分析と同様に、春と秋に晴れ日数が多い傾向が出ていますね。
今回は晴れの特異日を分析することが目的ですので、この晴れ日数の考え方を用いて、「1日のうち日照率が40%以上あった確率」を各日毎に分析してみました。これを当ブログでは「晴れ日率」と呼ぶことにします。
その結果、『晴れ日率が60%以上ある日』は、年間で14日ありました。これを前回の『日照率が45%以上の日』と合わせて見やすいように日付順に表示すると、下図のようになります。
日付 | 日照率 | 晴れ日率 |
2/24 | 46.1% | 53.8% |
2/25 | 43.8% | 61.5% |
3/9 | 45.7% | 53.8% |
3/10 | 48.7% | 57.7% |
3/28 | 47.0% | 50.0% |
3/29 | 51.8% | 69.2% |
4/7 | 45.4% | 53.8% |
4/8 | 46.8% | 61.5% |
5/1 | 44.2% | 61.5% |
5/6 | 47.1% | 57.7% |
5/28 | 43.3% | 65.4% |
5/29 | 46.9% | 57.7% |
5/30 | 44.1% | 65.4% |
6/11 | 40.4% | 61.5% |
6/18 | 39.3% | 61.5% |
8/9 | 41.5% | 61.5% |
8/18 | 46.3% | 61.5% |
8/27 | 46.5% | 65.4% |
9/4 | 45.8% | 50.0% |
9/14 | 46.6% | 73.1% |
9/16 | 48.3% | 65.4% |
9/23 | 51.6% | 66.7% |
9/29 | 50.9% | 59.3% |
10/1 | 47.0% | 59.3% |
以上の分析結果によると、日照率45%以上、晴れ日率60%以上の両方に該当する日が7日ありますので、これを当ブログでは『美瑛の晴れの特異日』、どちらか片方が該当する日が17日ありますので、これを『美瑛の晴れの準特異日』と勝手に認定させて頂きたいと思います。
来年は、晴れの特異日・準特異日を中心に丘めぐりを行えば、今年のように雨に悩まされる可能性がかなり低くなるのではないかと、密かに期待しています。
まだ四半世紀を若干超える程度の気象データからの分析ですので、今後もこの傾向が続くかどうかは分かりませんが、これからも気象データの収集・分析を行って、随時アップデートしていきたいと思います。