今年最初のブログは、毎年恒例となった昨年の気象状況。

 2016年の美瑛の気象状況について、直近30年の平均値と比較しながら振り返ってみたいと思います。

 グラフは、赤が直近30年の平均値、青が2016年の値となります。

 まずは気温。
平均気温
最高気温
最低気温

 直近30年の年平均気温5.9℃に対して、昨年の年平均気温は6.1℃。

 2015年の
年平均気温は6.8℃だったのと比べると平年に近づいてはいますが、2007年の5.9℃を最後に、9年連続して年平均気温が6℃以上。

 やはり、地球温暖化の影響で徐々に気温が上昇しつつあるのはデータからも明らかです。

 ちなみに、30年前の1986年の
年平均気温は4.3℃でしたので、その時に比べると、ここ数年は2℃程度気温が高くなっているといえます。

 昨年は、2月~5月にかけて比較的気温が高かったですが、農作物の成長期である6月上旬~中旬に低温に見舞われてしまいました。

 しかしその後、6月下旬~8月中旬にかけて気温が高い日が続いたため、収穫時期が多少後ろにズレたものの、小麦は概ね豊作だったようです。

 10月下旬以降の低温については後ほど積雪とともに言及します。

 次に降水量。
降水量

 降水量は、直近30年の平均である989.8mmに対して、昨年の年平均気温は1180.0mm。

 主たる原因は、8月17日から1週間の間に北海道に台風が立て続けに3つも通過したため、8月の降水量が330.5mmと、直近30年の平均である162.0mmに対して2倍強も多かったからです。

 特に、台風11号による8月20日の大雨は、1日で145.0mmと観測史上最大の降水量を記録し、河川の氾濫や断水など、美瑛町にも多大な影響をもたらしました(T_T)

 この影響でしょうか、今年は特に馬鈴薯の収穫時期がとても遅く感じられました。

 次に日照時間。
日照時間

 日照時間は、直近30年の平均である1475.6時間に対して、昨年は1562.4時間。

 昨年は特に、5月と6月下旬~8月中旬にかけて、日照時間に恵まれました。

 最後は積雪。
降雪量
積雪深

 気象情報で今年の2大のトピックは、8月20日の記録的大雨と、10月下旬から11月にかけての低温と季節外れの大雪ではないでしょうか。

 この大雪の影響で、終盤を迎えていたビートや豆類の収穫に多大な影響を与え、結局、収穫を諦めざるを得ない農家さんが数多く出てしまったようです(T_T)

 11月3日から積もり始めた雪は、結局11月18日まで畑を覆い尽くしてしまい、美瑛町ではそのまま根雪になってしまうのを回避できたものの、畑に残されたビートや豆類の収穫タイミングを奪うことになってしまいました。
(旭川では10月下旬からそのまま根雪になってしまいましたので、観測史上最速の
10月29日が根雪初日となってしまいました


 さて最後は今年の気象状況ですが、このところ異常気象が続いていますが、2017年は美瑛らしい四季の移り変わりの明確さはそのままにして、是非とも穏やかな気象状況で、豊作になることを願ってます。



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