美瑛町観光協会のホームページ「美瑛時間:美瑛町観光情報サイト」に『丘のまち美瑛の観光マナーとルール』が掲載されているのをご存知でしょうか?

 畑侵入が犯罪(軽犯罪法第1条32号違反)であることは、以前にもこちらのブログでも紹介いたしましたが、美瑛町が、これまでのようにマナーの問題としてだけでなく、旭川東警察署と協力してルールの問題(すなわち犯罪行為)として取り上げるようになったということは、これからは警察による取り締まりが行われると考えて良いでしょう。

 現に先月、先々月と丘に行った際、観光アドバイザーだけでなく、パトカーが丘を巡回しているところを何回か見かけました。

 しかしながら、美瑛町は東京23区と同等の広さであり、数台のパトカーや観光アドバイザーの車だけでは、監視できる時間や範囲にも限界があります。

 また、このような文書や言葉だけでは具体性がないため、実際に畑に侵入している人達に注意をすると、「畑に入ってはいけない」ことを知っていながらも、「ここは畑とは思っていなかった」という人が圧倒的に多いのです。

 そこで今回のブログは、「ここは畑とは思っていなかった」という誤解の具体例を写真とともに解説することで、少し出の多くに方々に、畑とはどのような場所まで含まれるのか、畑と道路の境界はどこかを、明確にご理解頂ければと思います。


【誤解1】 牧草地を畑と思っていない

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 ここは、新栄の丘展望公園の大雪・十勝岳連峰側(メルヘンの丘)側で、手前の刈りこんだ草地の部分は牧草地です。

 牧草地は飼料用作物の畑であり、耕作放棄地や遊休農地などの雑草地ではありません。

 牧草地は、小麦畑や馬鈴薯畑と同様に、農作物を栽培する畑なのです。

 新栄の丘では、今年から、この牧草地と道路の間にロープが引かれ、畑と道路の境界が誰でも明確に分かるようになりました。

 なのに、先日丘に行った時、ここを通り過ぎようとしたら、何と牧草地側に数十人規模(恐らく50人以上)、距離にして道路脇約100mに渡っての畑侵入者達がいました(>_<)

 駐車場を見ると、大型観光バスが2台停車しており、牧草地側からは日本語以外にも中国語と思われる言葉が聞こえてきました。

 このまま放置しては、「我も我も」と畑侵入者が増えて、収集がつかくなると思い、クラクションを鳴らしながら「畑からすぐ出てこい!」と叫びまくると、徐々にですが、渋々と畑から出てきてくれました。

 日本人の場合、ほぼ団塊の世代で、その多くが女性。

 畑から出てくる時、ロープを越えて入って行ったくせに「私は畑には入っていません」なんて言い出す女性や、「絵を描いてましたの」なんてとぼける女性など、この世代は素直に非を認めない、情けない人達が残念ながら多いです(>_<)

 何せ100m規模の畑侵入なので、車で少しずつ南に移動しながら、クラクションと怒鳴り声で、徐々に畑から追い出していると、騒ぎに気付いたようで、売店(風味舎さん)の方が応援に来てくれて、やっとのこと全員畑から追い出すことができました。

 風味舎さん、孤軍奮闘していた時、心強いお力添え頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

 美瑛町で、無断で入ることが許されている牧草地は唯一、四季の交流館裏手の丘にある「天空のテラス」のみです。
 ここは町の所有地なので、ビニールシートを敷いてお弁当を食べたり、ゆっくり絵画をしたりしたいのであれば、この「天空のテラス」にお越しください。

 それ以外の牧草地は、全て私有地であり、許可なきものは立入禁止。

 牧草地への侵入者は、軽犯罪法第1条32号違反に該当することを認識した上で、丘めぐりを楽しんでください。


【誤解2】 農作物が栽培されていない場所は畑と思っていない

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 ここは福富豊栄、哲学の木と三本の木の間にある畑。

 美瑛の丘では、良く見かける光景で、①道路脇の路肩部分にアスファルトが敷いてあり、②その先に土が見えている部分があり、③さらにその先に農作物(今年は小麦)が栽培されている部分、で構成されています。

 このような場合、どこからが畑でしょうか?

 正解は勿論、②のアスファルトの先の土の部分から。

 よって、人や車や三脚の足が踏み入れて良い場所は、①のアスファルト部分までです。

 先日もこの写真の場所で、②の部分に侵入している東洋系外国人グループを見ました。

 白タク風のワンボックスに日本語が分かるガイド付きツアーのようでしたが、注意したら素直に畑から出てきたので、「二度とアスファルト部分から畑に踏み入らないように!」と、畑との境界を明確に説明しておきました。

 ②の部分は、農家さんの私有地であるとともに、多くの農家さんは、②の土の部分も、病害虫や雑草対策として、農薬を撒くなど、農地(畑)としての管理を行っています。

 よって、撮影や見学は必ず道路や①のアスファルト部分から行うようにしてください。

 特に、これから秋に向けてのシーズン、作物収穫後の丘には、キカラシやヒマワリ等の景観緑肥が栽培される畑が多く現れると思います。

 そのような時、少しでも近くで撮影したいと言う気持ちは良く分かりますが、もし②の部分に、あなたの靴底や車のタイヤ、三脚の足が踏み入った瞬間、「軽犯罪法第1条32号違反」の罪に問われることになりますよ!


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