今回のブログは、昨年(2013年)の美瑛の気象状況について、直近30年の平均値と比較しながら振り返ってみたいと思います。

 まずは、気温について。
平均気温

 昨年の冬は、2月上旬を除き、例年より寒い日が続きました。
 3月上旬には平年並みの気温に戻りましたが、4月中旬~5月中旬にかけてかなり寒い日が続いたため、桜の開花は例年よりもかなり遅い5月20日頃になってしまい、農作物の作付にもかなり影響が出たようです。
 5月下旬以降、夏にかけては例年を上回る気温が続き、昨年も暑い夏となりました。
 

 次に、降水量について。
降水量

 降水量は、例年と比べ、かなりバラツキがありましたが、特に6月上旬や7月中旬~下旬にかけては、殆んど雨が降らず、大干ばつと言って良いほど乾燥した状態が続きました。
 一方、8月中旬以降、9月にかけては、例年よりも雨が多い状態が続きました。


 次に、日照時間について。
日照時間

 3月から5月中旬にかけて、例年よりも日照時間が少ない状態が長期間続いたため、これが桜の開花や農作物の作付などに影響を及ぼしたと考えられます。
 一方、6月上旬には晴れの日が続き、特に6月7日~13日までは、日照率80%以上の日が7日間連続するという連続ピーカン記録を達成しました。
 また7月も晴れの日が続き、1990年以降では7月として最大の日照時間を記録しました。
 その後、8月中旬から9月にかけては、例年より雨が多く日照時間が少ない状態が続き、農作物の収穫などに影響を及ぼしたと考えられます。


 最後に、積雪深について。
積雪深

 昨年の冬は、例年より寒かったことが影響してか、2月までは降雪量は例年より少なめでしたが、積雪深は多い状態が続いていました。そのような状況の中、3月10日のドカ雪により、一気に1m超まで積雪深が増えてしまいました。
 その後、3月以降の日照時間の少なさも影響し、昨年の根雪終日は4月15日で、過去の平均である4月9日を6日ほど遅れました。
 今冬は、根雪初日が11月27日で、過去の平均である11月26日とほぼ同時期に始まりました。
 以降、12月上旬までは例年以下の積雪深でしたが、12月13日のドカ雪以降、例年より多い状態が続いており、年末にもドカ雪があったため、美瑛で積雪の観測が開始された1983年以降、最大の積雪深で年を越すことになりました。


 年が明け、今朝の美瑛は-20.3℃まで冷え込みましたが、今年は、昨年のように春先に低温が続いたり、夏に大干ばつが来たり、秋の収穫期に雨が多かったりと、極端な天候にならないよう願いたいですね。


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