APPLEの壁紙「青い池」で著名な写真家ケント白石さんのブログFacebook等で、すでにお聞きおよびの方も多いと思いますが、この問題、ツイッターやFacebook上でも美瑛ファンの間などで大きな反響があがってます。

 そのような中、ある方が以下のサイトを立ち上げて下さいました。

哲学の木の危機 美瑛の美しい景観を守りましょう


 畑に踏み入ることは、単に常識やマナーの欠如だけは済まされない、農作物への病原菌や寄生虫の感染という、農家の方々にとても大きな損害を与えてしまうことになりかねません。このサイトでは、その詳細の理由や、哲学の木が瀕している危機と同様な被害があったためか、地権者により伐採されてしまった木が紹介されています。また、皆さんからのご意見やご提案も募集しているようですので、ドシドシコメントして下さい。

 是非とも多くの方に、このような問題に関心を持って頂き、ご理解・ご協力頂けると幸いです。 

 私は年に5~6回程度、内地よりお邪魔する、美しい美瑛の景観を心から愛する1丘ファンにすぎませんが、そのファンのひとりとして言わせて下さい。

 美瑛に限らず旅行等で農村地に行かれた際、そこに綺麗な花が咲くジャガイモ畑やヒマワリ畑があったとしても、絶対に畑には入らないで下さい。子供や家族、恋人などとの記念写真を、綺麗な花が咲く畑の中で撮りたい、著名な木に寄りかかっているところを撮りたいって思っても、絶対に止めて下さい。子供がはしゃぎまわったあげく畑に入ってしまいそうになっても、手を引きとめて下さい。畑の周りにゴミやたばこの吸い殻を投げ捨てないで下さい。少しでも良いポジションや構図で写真を撮りたいがために畑に踏み入ったり、畑の中に三脚を立てたりするのは絶対に止めて下さい。車で直接畑に踏み入ったり、収穫後の小麦畑に入って麦ロールに乗っかって遊んだり、興味本位でトラクターに触ったり乗ったりするなんて論外です。絶対に止めて下さい。

 そして不幸にも、もしそのような光景を目の当たりにしてしまった場合、心の中で苦笑しつつも、見て見ぬふりをしてその場を立ち去ってしまうのではなく、できれば勇気を持って一言注意して下さい。もし声が出なかったら、クラクションの1つでも鳴らして気付かせて下さい。自転車に乗っていたらベルでも結構ですので、気付きを与えてあげて下さい。今回の哲学の木の件を含め、心ない行為をする観光客や写真家の周辺には、それと同じくらいその光景を傍観者として眺めていた眼があったのではないかと思います。もしその方々の多くが単なる傍観者とならずに注意する勇気があったとしたなら、麓郷のメルヘンの木の伐採や今回の哲学の木の危機などは、もしかしたら起きていなかったのかもしれません。

 この問題は、おそらく今のまま放置し続けても、決して解決されることはないでしょう。もしこの状態を放置し続けたら、農家の方々のお怒りはやがて限界を越え、著名な木は1本、そしてまた1本と丘から消えていき、今現在ガイドブックやロードマップに載っているような著名な木は、四半世紀後には一本もなくなっていたなんてことにもなりかねません。
 
 この美瑛の丘と木がもたらす美しい景観は、ただその存続を願うだけではもう維持できないところまで来てしまっているのではないでしょうか。この美しい景観を維持・存続させていくためには、そこに訪れる人たちの美しい心と、畑には絶対に入らないという強い自制心、そして不幸にもそのような光景に出くわしてしまった場合は正義感を持って注意する勇気、そして注意している人が決して白い目で見られたり浮いたりしないような周りの方々の理解、そういったことが徐々に浸透していくことによって、心ない観光客や写真家が少しずつ減っていき、丘と木がもたらす美しい景観を維持・存続させながら、農業と観光が両立できる町として成長していけるようになるのではないでしょうか。

 私も以前は単なる傍観者の1人でした。数年前に初めてクラクションを鳴らして注意を促すことができました。そしてこの前、初めて声をあげて注意することができました。ただ怒りのあまり大声をあげてしまったことで自分自身がかえって逆上したのか、二言目には単に怒鳴りつけるような罵声になってしまいました。
 まだまだ未熟な自分自身に反省しつつも、この問題に対して微力ながらもなんとか協力していきたい、そういう想いで書かせて頂きました。

 最後に、大好きな哲学の木の存続を願って、 写真をアップします。
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