今年の美瑛は異常気象続きですね。

 3月中旬~4月上旬の大雪に始まり、5月中旬までの異常低温、その影響で桜の開花が5月下旬にずれ込んだと思ったら、あっという間に春を通り越し夏空に。
 5月下旬から好天に恵まれ、丘の農作物の発育は例年並みにキャッチアップしたようですが、今度は連側してピーカンの日々が続き、カラッカラに乾いた大地となってしまったようです。

 今年は全国的にカラ梅雨と猛暑で水不足のなどの影響が出始めているようですが、特に上川等の北海道中央部ではピーカンの日が連続して続いているようです。

 美瑛ファンが高じて、直線距離で約900km離れた地からも日々美瑛の天候をチェックしている私自身も、これだけピーカンの日が続いた記憶はありませんでしたので、早速過去の気象データを調べてみることにしました。

 美瑛は無人のアメダス観測なので、旭川や札幌などのように気象庁職員の有人観測により、「快晴」などの天候が発表されることはありません。よって、ピーカン日の定義は「日照率が80%以上の日」と勝手に定義させて頂くことにしました。

 日照率とは、以前のブログでも紹介致しましたが、「日照時間÷可照時間」で表されます。可照時間とは日の出~日の入りまでの時間を言いますが、これはあくまでも360度平らな地形を前提とした時間なので、東西が山で囲まれている美瑛では、実際の日の出は遅く、日の入りは早くなるため、日照率が100%になることはあり得ません。ピーカンMAX日でも95~96%と言ったところでしょう。

 それでは日照率80%以上の日はどの程度の確率で出現するかというと、1986年9月18日の日照時間測定開始以降、昨年までの平均値は26.5日/年、つまり約2週間に1日程度の確率でしか出現しません。

 そのように貴重な日照率80%以上のピーカン日が、昨日まで何と7日連続で続いてしまったのです。これは過去2回あった5日連続を凌ぐ、観測史上初の記録です。参考までに過去の連続ピーカン記録を紹介します。

【7日連続】
2013年6月7日~6月13日
【5日連続】
1989年7月26日~7月30日
2012年6月26日~6月30日
【4日連続】
1993年8月7日~8月10日
1995年3月3日~3月6日
1995年9月20日~9月23日
1996年3月7日~3月10日
1998年4月6日~4月9日
1999年8月8日~8月11日
2008年4月19日~4月22日

 昨日までの1週間の間に美瑛に行かれた方は、四半世紀に一度しか訪れないようなピーカン期間に丘に立つことができた超幸せ者です。

 本日の美瑛は曇で連続ピーカン記録は途切れましたが、雨の天気予報を覆し、19時現在のアメダス降水量はわずか0.5mm。
 今夜から明日午前中かけて、再び雨予報が出ていますので、乾き切った丘に恵みの潤いをもたらして欲しいですね。

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